塩筑医師会について
会長あいさつ
塩筑医師会は塩尻市と東筑摩郡筑北村・麻績村・生坂村・山形村・朝日村の1市5村の医師により構成される一般社団法人です。医師会の活動は多岐にわたり、行政、他の医療団体、近隣医師会、県医師会などと連携を図りながら、公衆衛生の向上、地域住民の健康と健やかな生活を守ることが使命であると考えております。
塩筑医師会の主な活動内容
【1】 救急・災害医療
松本市、安曇野市を加えた3市5村で構成される松本広域二次医療圏の中で、塩筑医師会では休日当番医を選定し一次救急を担っています。また、近隣医師会、行政、消防などと協力し、毎年秋に行われる防災訓練に参加しています。
【2】 検診・予防接種
行政より委託を受け、各種がん検診、生活習慣病検診、高齢者検診などの検診と小児の定期予防接種、インフルエンザ、肺炎球菌、コロナ、帯状疱疹などの定期接種を行います。予約方法は各医療機関で異なりますので、受診を希望される際は直接ご確認ください。
【3】 学校保健・産業保健
管内の市村にある保育園、小学校、中学校、高等学校に園医、校医を配置しています。さらに、運動器検診の充実を図るため整形外科医を校医として配置する県内でも数少ない医師会の一つです。また、地域にある事業所の求めに応じて産業医を斡旋しています。
【4】 介護・在宅医療
歯科医師会、薬剤師会、介護事業者などと連携をはかり勉強会を開催するとともに、介護認定審査会に参加し介護判定を行っています。また、行政と協力して人生の最後にどのような医療を希望するのかを記録する事前指示書(リビングウィル)を作成し、医療機関や関係各所に配布してあります。
医師会に対して閉鎖的で堅苦しい組織をイメージする人も多いのではないか思われますが、ほとんどの会員が住民の皆様と同じ地域で生活し、周辺住民のために診療をしている開業医の集まりです。我々医師会員が日常診療以外にも多くの実務をこなし、社会に貢献すべく日々研鑽を積んでいること知っていただきたいと思います。塩筑医師会はこれからも地域に根ざした開かれた医師会を目指します。

椎名 裕之
医師会のあゆみ
一般社団法人 塩筑医師会は塩尻市と東筑摩郡麻績村、生坂村、山形村、朝日村、筑北村の1市5村の医師により構成される医師会です。
明治期の東筑摩郡内に組織されていた医会を源として明治40年8月13日『東筑摩郡医師会』として設立され、昭和22年11月1日に社団法人となり平成19年には創立100周年を迎えました。
発足当初は東筑摩郡下37村の医師により構成されていましたが、昭和、平成の市町村大合併を経て1市5村となり、松本市、安曇野市を取り囲む形で中信地区の西南北地域をカバーしています。
また、会の名称も昭和34年の塩尻市制の発足に伴ない『東筑摩医師会』に改称、昭和43年には『塩筑医師会』と改称し現在に至っています。現在、会員医療機関数45、会員89名(令和7年7月1日現在)で組織され、医学の研鑽を積みながら、地域医療・産業医療を担い、公衆衛生の向上を図り、社会福祉の増進に努めております。
入会のご案内
本会は医道の高揚、医学及び医術の発達並びに公衆衛生の向上を図り、社会福祉を増進することを目的として、これらを達成するために次の事業を行っております。
入会については医師会事務局へお問い合わせください。
受付時間 9:00〜17:00
(土・日・祝祭日除く)