メタセコイア並木(滋賀県高島市マキノ町)

琵琶湖西側のある観光スポットで、延長2.4kmにわたり約500本のメタセコイアが植えられた並木道です。
2023年にNHK-BSで放送されたドラマ「グレースの履歴」を見た時から行ってみたいと思っていた場所でした。主人公が亡くなった妻の車で妻がナビゲーションに残した履歴をたどるロードストーリーです。その中で一番印象に残ったのが並木道を運転するシーンでした。
この並木は1981年に栗園の防風林として植えられたのが始まりです。現在は約25mの高さですが、この中を通り抜けるのはとても気持ちが良いものでした。数十年後には65mまで大きくなることが予想されています。
人気が出たのは1994年に読売新聞社の「新・日本街路樹百景」に選定されたこと、2004年に韓国ドラマ「冬のソナタ」の並木道に似ていると話題になったこと、そして2008年に「恋人の聖地」に選定されたためです。
訪れた時は観光客が多くいましたが、並木道の端に道の駅があり大きな駐車場があるので車を停める場所探しには困りませんでした。観光馬車や乗馬体験ができるなどアミューズメント施設にもなっていました。
(岩脇 理佳)